日本国花苑の桜

    日本国花苑には200種、2千本の桜が植栽され、春は4月中旬~5月上旬まで、また、2季咲き種もあり早春や秋にも観桜を楽しむことができます。

※花の大きさ  小輪2.5㎝以下  中輪2.5㎝~3.5㎝  大輪3.5㎝~6.0㎝

アーコレード

 大山桜と小彼岸の交配種で、英国で品種開発されたものです。亜高木・傘状樹形。4月下旬にやや濃い淡紅の八重咲きの大輪の花を咲かせます。春と秋の二季咲きで、秋は9月中旬~10月に花をつけます。







東錦〈アズマニシキ〉

 サトザクラ系の園芸品種。亜高木・盃状樹形。5月上旬に淡紅色の八重(花弁は11枚から20枚ほど)の大輪花をつけます。








天の川〈アマノガワ〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・円柱状樹形。4月下旬~5月上旬に淡紅色の八重の中輪花をつけます。狭い庭の植栽にも適しています。







雨宿 〈アマヤドリ〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。高木・傘状樹形。白妙と似ている品種で、4月下旬~5月上旬に八重の白の大輪をつけます。








アメリカ

 米国のワシントンで栽培されている染井吉野の実生から選抜されたとも、カリフォルニア州サンノゼ市で発見したものから作出したものともいわれています。曙と呼ばれていたが、すでに同名の品種があったため、混乱を避けるために、この名がつけられました。高木・傘状樹形。4月中旬~下旬に淡紅で一重咲きの中輪花をつけます。





嵐山 〈アラシヤマ  〉

 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に淡紅色の一重咲き中輪花をつけます。








新珠〈アラタマ〉

 牡丹に里桜を交配し、1967年に選抜された品種。高木・傘状樹形。5月上旬に、紅色で八重咲きの大輪花をつけます。









有明〈アリアケ〉

 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種。高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に、白色の八重(一重の株もある)の強い芳香のある大輪花をつけます。







市原虎の尾 〈イチハラトラノオ 〉

 京都市左京区市原にあったもので、ヤマザクラの園芸種とされています。亜高木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に、八重で淡紅の大輪花をつけます。花のつき方から開花した枝が虎の尾の様にみえることからの名とされています。








一葉 〈イチヨウ 〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・広卵状樹形。4月下旬~5月上旬に、淡紅色の八重の大輪花をつけます。花の中にある1本の雌しべが葉化していることからこの名がつけられました。 









妹背 〈イモセ 〉 

 亜高木・盃状樹形。5月上旬に紅色の八重の大輪花をつけます。原木は京都市・平野神社境内にあり、雌しべが2本のものが多く、一つの花柄に2つの果実が着くことから、妹背の名があるといわれています。







鬱金〈ウコン〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。高木・盃状樹形。5月上旬に黄緑色の八重の大輪花をつけます。黄緑色の花色が、ウコンという植物で染めた色(鬱金色)に似ていることから、この名がつけられたといわれています。







雨情枝垂〈ウジョウシダレ 〉

亜高木・枝垂状樹形。4月下旬に八重の淡紅の中輪花を咲かせます。花は平開し、がく筒が皿形に広がり、子房が半ば露出するものが多い点が特徴です。栃木県宇都宮市鶴田町にある、詩人の野口雨情が居住していた邸に植えられた、八重紅枝垂に混じって植えられていた品種で、雨情を記念して名づけられました。







溝桜 〈ウワミズザクラ〉

 北海道西南部から九州の山地に自生。高木・広卵状樹形。4月中旬にブラシのような花穂に白い小輪花をつけます。若い花穂や果実を塩漬けにして食用としている地方もあります。 写真は自生種です。







永源寺〈エイゲンジ 〉 

 亜高木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に八重の白色の大輪花をつけます。 滋賀県東近江市の永源寺境内にあったことからこの名がつけられました。







江戸彼岸〈 エドヒガン 〉 別名:駒繋〈コマツナギ〉

 本州から九州に分布する自生種。高木・傘状樹形。5月上旬にごく淡い紅色の 一重の小輪の花をつけます。東京方面での栽培が多く、彼岸のころ開花するため命名されたといわれています。長野県下伊那郡阿智村に源義経が奥州に下る時、馬をつないだといわれる大きな桜の木があり、駒繋桜として名勝となっています。







大島桜 〈オオシマザクラ 〉

 伊豆諸島に分布する野生種。高木・傘状樹形。サトザクラ類に含まれる多くの品種のもとになった桜といわれています。4月上旬に、白色の一重咲きの大輪花をつけます。







大提灯〈 オオヂョウチン 〉  

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。高木・傘状樹形。4月下旬~5月上旬に、淡紅色の一重や八重の大輪花をつけます。 花柄が長く、大きな花が提灯のように、ぶら下がってつくのでこの名があります。







オカメ  

 寒緋桜と豆桜の交配種で、アーコレードと同じく英国で開発された品種。低木・広卵状樹形。4月下旬に色鮮やかな紫紅色の一重咲きの小輪花を咲かせます。







鴛鴦桜 〈オシドリザクラ 〉

 豆桜と他種の雑種と考えられています。低木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に、淡紅で八重の大輪花をつけます。静岡県御殿場市印野の農家に植栽されていた桜で、雌しべを2本持つ花があり、この名がつけられました。







御室有明 〈オムロアリアケ 〉

 京都市右京区にある仁和寺(御室御所)境内に多数、植えられている品種。亜高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に淡紅色の大輪花一重咲きの株と八重咲きの株もある)をつけます。八重咲きの株を八重御室有明と呼ぶこともあります。







思川 〈オモイガワ〉

 亜高木・傘状樹形。春(3月中旬)と秋の二季咲きです。淡紅色の半八重咲きの中輪花をつけます。栃木県小山市東島田の小山修道院に栽培されていた十月桜の実生したものが半八重咲きで美しい桜だったことから、近くを流れる思川に因んで命名した品種です。







霞桜〈 カスミザクラ 〉

 成葉の鋸歯があらく、葉裏面が白色を帯びない等の特徴がある野生種。高木・盃状樹形。4月下旬~ 5月上旬に、白色の一重の中輪花をつけます。







河津桜〈 カワヅザクラ 〉 

 伊豆半島の河津町・飯田典延邸に原木があり、寒緋桜と大島桜との雑種と推定されています。 亜高木・傘状樹形。4月下旬に紫紅色の一重咲きの大輪花をつけます。








寒桜〈カンザクラ〉 熱海寒桜

寒緋桜と山桜の雑種と推定されます。亜高木・盃状樹形。3月中旬に淡紅色で一重咲きの中輪花をつけます。







関山 〈カンザン 〉  

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。桜湯に利用されます。高木・盃状樹形。5月上旬に濃い紅色の八重の大輪の花をつけます。








菊桜〈キクザクラ〉

 もと岡山県の旧制第六高等学校の校庭にあった菊咲きの桜。亜高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に、淡紅、色の菊咲(段咲大輪花をつけます。 








気多の白菊桜〈ケタノシロキクザクラ 〉 

 亜高木・傘状樹形。4月下旬から5月上旬に、白の菊咲中輪花をつけます。原木は石川県羽咋市寺家町・気多大社本殿前にあったことから名づけられましたりました。






兼六園冬桜 〈ケンロクエンフユザクラ 〉

 金沢市・兼六園に栽培されている品種で、系統的に十月桜に近いものと推定されます。春と秋の二季咲きの桜。亜高木・傘状樹形。4月中旬~下旬と10月~12月に、淡紅で八重咲きの中輪花をつけます。







紅華〈コウカ 〉

   大山桜と里桜の雑種と推定されています。亜高木・盃状樹形。花はです。 開花期は4月下旬~5月上旬に、紅色の八重の大輪花をつける。葉の主脈が濃い紅色になります。








苔清水 〈コケシミズ〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・盃状樹形。3月中旬から4月上旬に淡い紅色で一重の中輪の花をつけます。





 



越の彼岸〈コシノヒガン 〉  

 富山県南砺市蓑谷の自生地は県の天然記念物に指定されています。江戸彼岸と近畿豆桜の雑種であるといわれています。高木・傘状樹形。3月中旬に、淡紅の中輪の花を咲かせます。 








琴平 〈コトヒラ 〉 

 原木は香川県琴平町の琴平神社(金比羅宮)境内にあります。 高木・傘状樹形。4月下旬から5月上旬に、白色の八重咲中輪花をつけます。







小花八重大島〈コバナヤエオオシマ 〉 


 オオシマザクラ系の品種。 高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に、淡紅色の八重咲き大輪花をつけます。







子福桜 〈コブクザクラ 〉

 支那実桜と江戸彼岸の雑種と推定されています。亜高木・球状樹形。3月中旬~4月上旬と10月~12月に白色で、八重咲きの小輪の花をつけます。一つの花に1~3個が結果するのでこの名がつけられたといわれています。







十月桜〈 ジュウガツザクラ 〉

 江戸彼岸と豆桜の雑種と推定されている品種。春と秋の二季咲き。亜高木・傘状樹形。春は4月下旬に淡い紅で八重咲きの中輪の花を咲かせます。







松月 〈ショウゲツ 〉 

 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種。 亜高木傘状樹形。4月下旬から5月上旬に、淡紅色の八重咲き大輪き花をつけます。









白雪 〈シラユキ 〉 

 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・広卵状樹形。小花柄や花柄に毛があり、また円形で大きな苞があることが特徴となっています。4月中旬~下旬に、白い一重咲きの大輪花をつけます。







白妙 〈シロタエ 〉

 東京の荒川堤で栽培されていた、数少ない大輪の白色の種です。高木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に、八重の5.5cm程の大輪花をつけます。 開花初期はピンク色が残るが、やがて白色となります。







神代曙 〈ジンダイアケボノ 〉

 東京都府中市の神代植物公園でアケボノと呼ばれていたメイヨシノ系の品種。高木・傘状樹形。 4月下旬にやや濃い淡紅色の一重咲きの中輪花をつけます。植栽地と旧名に因んで名づけられました。







水晶〈 スイショウ〉

 岩手県盛岡市下米内の杉本邸にあり、気品があり水晶のようだということから、名づけられました。カスミザクラ系と推定される品種。亜高木・傘状樹形。 4月下旬から5月上旬に、白色の菊咲き大輪花をつけます。







駿河台匂 〈スルガダイニオイ〉

 もと東京の荒川堤で栽培されていた品種で、江戸・駿河台の一庭園にあったため、この名がつけられたといわれます。亜高木・傘状樹形。4月下旬から5月上旬に白色の一重咲き大輪花をつけます。芳香が強い品種。






衣通姫〈 ソトオリヒメ 〉

 伊豆大島の都立大島公園に植えられている染井吉野の実生から育成された品種で、染井吉野と大島桜との雑種と推定されています。 高木・盃状樹形・。4月下旬から5月上旬に、淡紅色の一重咲き大輪き花をつけます。







染井吉野〈ソメイヨシノ 〉 

大島桜と江戸彼岸の雑種と推定されています。江戸時代末期に伊豆半島で自然にできたものを江戸染井村の植木屋が持って帰り、苗を増殖して「吉野桜」として売り出したものといわれていましたが、最近では染井村で作り出されたとする説もあります。高木・傘状樹形。4月中旬に淡紅色で一重咲き中輪花をつけます。







太白 〈タイハク 〉

 高木・盃状樹形。4月中旬から上旬に、白色の一重咲き大輪き花をつけます。英国の桜研究家イングラムの庭園にあった桜で、イングラムから接ぎ穂が送られてきものを育成し、太白と命名されました。駒繋や車駐と同じ品種であるとする説もあります。






手弱女 〈タオヤメ 〉

 亜高木・広卵状樹形。4月中旬から上旬に、淡紅色の八重咲き中輪花をつけます。原木は京都市・平野神社境内にあります。








手毬〈 テマリ 〉

 亜高木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に、八重で淡紅の大輪花をつけます。長い枝先に咲く花が、満開時には球状に見えることから名がつけられました。 









名島桜〈 ナジマザクラ 〉

 亜高木・広卵状樹形。4月下旬に、紅色の菊咲(段咲)き大輪花をつけます。金沢市の神田正悌邸に原木があり、そのひこばえが現金沢市中央公園に植えられていましたが、現在は両者とも枯死したといわれています。






梅護寺数珠掛桜 〈バイゴジジュズカケザクラ 〉

 原木は新潟県阿賀野市小島・梅護寺境内にあり、国の天然記念物に指定されています。親鸞上人が京に帰る途中、小島の里に泊り、出立のおりに手に持っていた数珠を桜の枝に掛け「我が弘むる御法にいつわりなくんば花ふさ数珠の如くにならん」というと不思議にもそのようになったのでこの名がついたといわれています。高木・広卵状樹形。5月上旬に、紅色の菊咲き大輪の花をつけます。






花笠 〈ハナガサ 〉

 福禄寿の実生苗から育成・選抜された品種。高木・傘状樹形。5月上旬に、紅色の八重咲き大輪花をつけます。花は大輪で雌しべが葉化して長く突き出て形状が花笠に似ていることから名がつけられました。







雛菊桜〈ヒナギクザクラ〉

 奥丁字桜が菊咲きとなった品種で、二段咲きの花が混じります。低木・球状樹形。4月中旬~下旬に淡紅で菊咲(段咲)の小輪花をつけます。原木は新潟県西蒲原郡弥彦村の弥彦神社にあります。







福禄寿 〈フクロクジュ〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・広卵状樹形。4月下旬~5月上旬に、淡紅色で八重咲き大輪花をつけます。花弁がねじれた状態にまがる特徴があります。








普賢象〈 フゲンゾウ 〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。花の雌ずいの先端が曲がっているのを、普賢菩薩が乗っている象の鼻に見立ててこの名がついたといわれています。高木・傘状樹形。5月上旬~中旬に、淡紅色の八重咲きの大輪花をつけます。






冬桜 〈フユザクラ 〉

 豆桜と里桜または山桜との雑種と推定されています。春と秋に開花し、秋は11月~12月頃まで咲いています。亜高木・傘状樹形。春は4月上旬に白色で一重咲きの中輪花をつけます。葉が小型なので小葉桜とも呼ばれています。







紅時雨 〈ベニシグレ 〉ベニシグレ

 東錦の実生苗から選抜された品種です。東錦とカスミザクラ系の里桜との自然交雑によるものと推定されます。高木・盃状樹形。4月下旬に濃紅色の八重咲き大輪花をつけます。







紅枝垂〈ベニシダレ 〉

 高木の枝垂桜。個体によって紅色の濃さや花の形などに変異がみられます。3月下旬~4月上旬に、濃紅色の一重咲き小輪花をつけます。










紅玉錦〈ベニタマニシキ 〉 

 八重霞桜に里桜を交配して育成された品種。高木・傘状樹形4月下旬から5月上旬に、淡紅色の八重咲き大輪き花をつけます。蕾が紅の玉をつけたようになり、また花も球状になることから命名されました。 







紅豊〈ベニユタカ〉

 函館市の松前公園の松前早咲(別名 血脈桜)と龍雲院紅八重を交配して選抜した品種。亜高木・広卵状樹形。4月下旬~5月上旬に、濃紅色の八重咲き大輪花をつけます。 命名は紅色豊かな重弁の桜からです。






ホクサイ  

 英国から導入した品種で、葛飾北斎に因んでこの名がつけられたといわれます。福禄寿に似ている品種で、亜高木・盃状樹形となります。 4月下旬~5月上旬に、淡紅色の八重咲き大輪花をつけます。








豆桜〈マメザクラ〉

 本州中部のフォッサマグナ地域を中心に、南アルプス、房総半島、伊豆半島にも分布。富士山、箱根、八ヶ岳などの山地に多く、この火山地域に新生した種と考えられています。低木・傘状樹形。4月中旬~下旬に、淡紅で一重咲きの小輪花をつけます。  富士山麓一帯に多いことから富士桜とも呼ばれます。






御車返し〈 ミクルマガエシ 〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。亜高木・盃状樹形。4月下旬から5月上旬に、淡紅色の一重・八重咲き大輪花をつけます。後水尾天皇が花のあまりの美しさに御車を返してご覧になったことに因むといわれています。







雅〈 ミヤビ〉

 平成5年6月9日に皇太子妃・雅子様御成婚記念として新種の桜に登録されものです。寒緋桜と他種との雑種と推定されています。亜高木・傘状樹形。5月上旬に紅色の一重の中輪花をつけます。 





 



八重紅大島 〈ヤエベニオオシマ 〉

 大島桜の花が八重咲き、淡紅色に変化した品種といわれていますが、大島桜と里桜が交雑してできたものであるという説もあります。亜高木・広卵状樹形。4月下旬~5月上旬に、淡い紅色の八重咲き大輪花をつけます。







八重紅枝垂〈ヤエベニシダレ〉 

 1895年に、仙台市長であった遠藤康治が京都の平安神宮に献上したと言われている桜で、別名は遠藤桜。高木・枝垂状樹形。4月上旬~中旬に紅色の八重の小輪花をつけます。







八重紅彼岸 〈ヤエベニヒガン 〉

 江戸彼岸と豆桜の雑種と推定されるコヒガン系の八重咲きの品種。亜高木・盃状樹形。4月中旬に、淡紅色の八重咲き中輪花をつけます。








八重紫桜〈 ヤエムラサキザクラ 〉

 紫桜の実種で、八重咲きなことから名づけたといわれています。亜高木・広卵状樹形。4月下旬~5月上旬に、紫紅色の八重咲き大輪花をつけます。







山桜〈ヤマザクラ 〉 

 本州から九州に分布する野生種で、成木の成葉裏面が帯白色になる特徴があります。高木・傘状樹形。4月下旬~ 5月上旬に、淡い紅色の一重の中輪花をつけます。








楊貴妃〈 ヨウキヒ 〉

 東京の荒川堤で栽培されていた品種。昔、奈良にあった名木といわれ花色も優れた豊満な八重桜ということから、中国の楊貴妃を連想して名づけられたといわれています。亜高木・盃状樹形。4月下旬に、淡紅色の八重咲き大輪花をつけます。







陽光 〈ヨウコウ 〉

 天城吉野に寒緋桜を交配して作出された品種。高木・広卵状樹形。4月上旬に紅色で一重咲き大輪花を付けます。








蘭蘭 〈ランラン 〉

 白蘭に雨宿を交配して育成・選抜された品種。高木・盃状樹形。4月下旬~5月上旬に、白色の八重咲き大輪花をつけます。 中国政府より贈呈された上野動物園のパンダ 「蘭蘭」の死を悼み、その名を記念し1980年5月5日の子供の日に命名されました。

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